2025年10月

健康体操講演会を開催しました

先日、赤い羽根共同募金運動の助成事業として「第2回健康体操講演会」を開催しました。

講師に福村紅子先生をお招きし、合言葉「すりすりゆらゆらぶらぶらぎゅっぎゅっ」に合わせて楽しく体を動かしました。

今回は、ボールやテニスボールを使った運動も取り入れ、手のひらや足の裏をコロコロ転がして血行を促すなど、気持ちよく体をほぐしました。参加者多数のため、時間を分けての二部形式でおこないましたが、どちらの回も笑顔があふれ、会場はとても和やかな雰囲気に包まれました。

最後に入所者代表の方から「一人ではなかなか運動はできないが、みんなと一緒なら続けられる。また開催してほしいです」との挨拶があり、会場は温かな拍手に包まれました。

福村先生には、わかりやすく丁寧なご指導を賜り、心より感謝申し上げます。今後も当施設では、入所者の皆様の健康維持増進につながる取り組みを積極的に行ってまいります。

第50回全国視覚障害者情報提供施設大会(大阪堺大会)が行われました

大阪府堺市にて、第50回全国視覚障害者情報提供施設大会が10月23日から24日の二日間に渡り開催されました。
参加者は全国の点字図書館や情報提供施設から180人以上が集まり、テーマである「10年後の向こうへと共生社会を届ける!~今、改めて問う、情報提供施設に求められていること~」について語り合いました。

23日は第50回大会記念式典から始まり、これまで視覚障害者への情報提供に多大な貢献をされた方々が表彰されました。
次に厚生労働省からの「第二期読書バリアフリー基本計画と障害福祉施策の動向について」の講演が行われました。
全大会では「みんなで語って委員会 Re:10年ビジョン編」と称し、ボランティアの課題や情報提供施設の役割などについて議論が交わされました。
交流会では地域や年齢を問わず参加者たちが盛んにテーブルを行き交い、とても賑やかな会となりました。

24日はサービス委員会、点訳委員会、電子書籍委員会によってそれぞれ分科会が行われ、各分野について職員たちが意見交換をする貴重な機会となりました。
午後からの大会報告では大会宣言と決議が行われ、宣言文と決議文が読み上げられると会場からは大きな拍手が上がりました。

第50回という節目となる今回、10年前に掲げた10年ビジョンから、さらに先の未来に向けた実りのある大会となったと思います。

秋の外出行事

秋晴れの心地よい一日、入所者の皆様とリフレッシュパーク豊浦へコスモスを見に出かけました。

園内には色とりどりのコスモスが咲き誇り、風に揺れる花々に皆さん思わず笑顔に。職員の説明を聞きながら、手でそっと花の感触を確かめたり、秋の風や香りを楽しんだりと、季節を全身で感じるひとときとなりました。

散策の後は、道の駅でお食事をいただきました。「外で食べるとおいしいね!」と会話もはずみ、笑顔があふれていました。

自然にふれ、皆さんの表情もいきいきと輝いておられた今回の外出。これからも季節を感じられる機会を大切にしていきたいと思います。

琴崎八幡宮へ参拝

10月14日は秋晴れで、宇部の琴崎八幡宮へ参拝に出かけました。境内を歩くと、日陰は秋の涼しい風が通っていました。なでウサギの像があり、身体をなでるとなでた所が良くなると言われています。お守りもたくさんの種類があって、利用者様も楽しそうに選ばれていました。