第50回全国視覚障害者情報提供施設大会(大阪堺大会)が行われました
大阪府堺市にて、第50回全国視覚障害者情報提供施設大会が10月23日から24日の二日間に渡り開催されました。
参加者は全国の点字図書館や情報提供施設から180人以上が集まり、テーマである「10年後の向こうへと共生社会を届ける!~今、改めて問う、情報提供施設に求められていること~」について語り合いました。

23日は第50回大会記念式典から始まり、これまで視覚障害者への情報提供に多大な貢献をされた方々が表彰されました。
次に厚生労働省からの「第二期読書バリアフリー基本計画と障害福祉施策の動向について」の講演が行われました。
全大会では「みんなで語って委員会 Re:10年ビジョン編」と称し、ボランティアの課題や情報提供施設の役割などについて議論が交わされました。
交流会では地域や年齢を問わず参加者たちが盛んにテーブルを行き交い、とても賑やかな会となりました。
24日はサービス委員会、点訳委員会、電子書籍委員会によってそれぞれ分科会が行われ、各分野について職員たちが意見交換をする貴重な機会となりました。
午後からの大会報告では大会宣言と決議が行われ、宣言文と決議文が読み上げられると会場からは大きな拍手が上がりました。
第50回という節目となる今回、10年前に掲げた10年ビジョンから、さらに先の未来に向けた実りのある大会となったと思います。