カテゴリー「春光苑」

「認知症の理解と対応」研修会報告

 令和7年11月26日(水)養護老人ホーム陽光苑さんの研修会に

春光苑、ヘルパーセンター山風など職員8名が参加させていただ

きました。今回は「認知症の理解と対応」について日本文理大学

教授の佐藤正昭先生が講師を務められ、認知症の種類や認知症の

行動心理の講義、認知症の人への対応の心構えなどを教えて

いただきました。

 研修を受けた職員の所感では

「認知症の方への対応で、表情や声の調子などが大きく影響する

ことが分かった。笑顔で接することの大切さをあらためて感じた」

(ヘルパーセンター山風/サービス提供責任者)

 「生活の中で迷いや混乱を防ぐための工夫を提案し、職員間で

情報共有を行うことで安心できる生活空間を作っていくことも

重要だと感じた」(春光苑/主任生活相談員)

「認知症の方のその人らしさを大切にした支援を行うこと。適切な

ケアができるようこれからも学んでいきたい」(特定春光苑/

介護支援専門員)

秋のちらし寿司献立

勤労感謝の日を前に、秋の味覚を楽しめる「秋のちらし寿司」を提供しました。紅葉型に切った人参を添え、季節を感じられる一品としてお出ししました。職員が食材の様子を言葉でお伝えすると、入所者の皆様からは自然と笑顔がこぼれ、「美味しい」との声も多く聞かれました。

また苑の玄関前では紅葉がきれいに色づいています。来苑の際には、ぜひ季節の移ろいを感じていただければと思います。

避難訓練BCP訓練

先日、地震発生後に大雨洪水の恐れがある状況を想定し、施設内高所(2階)への避難訓練を行いました。入所者の皆様には「段差があります」「右側に手すりがあります」など、職員が一つひとつ声をかけながら、安全に誘導しました。

避難訓練後は入所者の方から「言葉で細かく教えてもらえたので安心だった」「普段階段を使わないから練習になった」といった声も聞かれ、実際の災害を想定して行動する大切さを改めて感じる訓練となりました。

また避難訓練に先駆けて、BCP(業務継続計画)に基づく机上訓練も実施しました。災害時の役割分担、連絡体制、停電時や職員不足時の対応などシミュレーションしながら確認し、職員全体で対応力の向上を図りました。

今回の訓練を通して、入所者の安全確保と職員の連携強化の重要性を再確認する機会となりました。今後も継続して訓練を実施し、災害に強い施設づくりを進めてまいります。

健康体操講演会を開催しました

先日、赤い羽根共同募金運動の助成事業として「第2回健康体操講演会」を開催しました。

講師に福村紅子先生をお招きし、合言葉「すりすりゆらゆらぶらぶらぎゅっぎゅっ」に合わせて楽しく体を動かしました。

今回は、ボールやテニスボールを使った運動も取り入れ、手のひらや足の裏をコロコロ転がして血行を促すなど、気持ちよく体をほぐしました。参加者多数のため、時間を分けての二部形式でおこないましたが、どちらの回も笑顔があふれ、会場はとても和やかな雰囲気に包まれました。

最後に入所者代表の方から「一人ではなかなか運動はできないが、みんなと一緒なら続けられる。また開催してほしいです」との挨拶があり、会場は温かな拍手に包まれました。

福村先生には、わかりやすく丁寧なご指導を賜り、心より感謝申し上げます。今後も当施設では、入所者の皆様の健康維持増進につながる取り組みを積極的に行ってまいります。

秋の外出行事

秋晴れの心地よい一日、入所者の皆様とリフレッシュパーク豊浦へコスモスを見に出かけました。

園内には色とりどりのコスモスが咲き誇り、風に揺れる花々に皆さん思わず笑顔に。職員の説明を聞きながら、手でそっと花の感触を確かめたり、秋の風や香りを楽しんだりと、季節を全身で感じるひとときとなりました。

散策の後は、道の駅でお食事をいただきました。「外で食べるとおいしいね!」と会話もはずみ、笑顔があふれていました。

自然にふれ、皆さんの表情もいきいきと輝いておられた今回の外出。これからも季節を感じられる機会を大切にしていきたいと思います。